魚人系ヲポコ(@wopocco)です🐟
産後に現る鬼の飼い方
こんな題名で漫画を描いてみました。
11Pの漫画ですが子育て中に感じるイライラする時の対処法、パパにどう対応して貰いたいかをまとめてみました。
この記事にて全部無料で漫画が読めるようにしてます。
パートナーや両親と記事を共有して読んで貰ったり、少しでも産後辛い思いをする人が減るように祈って描きました。是非読んでやって下さい。
産後に現る鬼の飼い方漫画
元ツイートはこちら
https://twitter.com/wopocco/status/1162013112905560064?s=20
Twitterでは沢山のファボRT、引用リプやコメントなどの反応を頂きとても広く読んで頂きありがたかったです。
漫画を引用してWEBメディアさんに記事作成もして頂きました(最後にURL載せてます)
#産後鬼というタグを作って体験談を募ったりもしました。
産後クライシスのキーポイントは何か
産後クライシスと言っても何が原因か千差万別です。
産後クライシスの対処法を安易にママ側にばかり要求している記事を鵜呑みにして傷ついている方に向けて、私はこの漫画を描いたんですね。
私が考える産後クライシスのキーポイントはズバリこの3つです。
アンガーマネジメントにアンガーしてしまう内は動かない
何もかもに苛立ってしまう、悲観的になってしまうという心身共に大変な時期に、話し合いや擦り合せという非常に心労が貯まる行動を取っても上手くいく確率は低いんですね。
なので一旦置いておく。
一旦置いておくことで更にストレスがかかる場合は衝突してでもやり取りをした方がいいかもしれませんが、意見のすり合わせはただでさえストレスがかかります。
ストレス過多な時に更に喧嘩になって更にストレスが倍々になるなら、一旦寝かせておくことがひとつの処世術かなと実体験から感じました。
1週間に(せめて)3時間の1人時間を確保すること
この1人時間は美容院・病院・食材や家族の服の買い出しでの1人時間は含まないで下さい。
これらは自分が楽しむためにやりたいことではなく、家庭でこなさなければならないタスクだからです。
男女逆にするとおかしいと明らかにわかるのに、何故かこれがまかり通ってしまうのが産後なんですよね…
勿論手に入れた1人時間を敢えて睡眠にあてたり、家族の買い出しをしてもいいと思います。
ママ本人が心の底から1人きりでこれをしたい!が出来ることが大事なのです。
産後は赤ちゃん主体になってしまい「1人きりで思い通りに動ける」が出来ないことがストレスに繋がるからです。
そこを理解してないが故に、悲しいすれ違いが起きることが多いようです。
パパにリスクヘッジをしてもらう
漫画でも描いていますが「当事者意識の欠如」を感じると、味方であるはずのパパを敵認定してしまうほどママには余裕がないしホルモンバランスが崩れてるんですよね。
なので、ママが今突然いなくなった時に自分一人で子どもを「普段ママがしてるように育てられるか?」と考えて動いて貰いたい。
勿論全く同じやり方を絶対しろ!なんてことは無理だとわかっていますが、ママのやり方とパパのやり方にあまりにも乖離があると子どもも混乱します。
そしてパパの突然の新しいやり方をねじ込むことで、平日のママのワンオペルーティンに悪影響が出たりすることがあるのです。
- ママのやり方をまず聞いて実践して習得することが第一優先
- その後自分なりにやれるようにやる&当事者意識を持って考えて取り組むこと
物凄くしんどい、ダルい、面倒くさい作業かもしれませんがここを頑張るか頑張らないかで人生が変わります。
大げさではなく、パパもママも幸福度が大きく上がるのです。
今の日本の現状ではパパは子育てから簡単に逃げられる環境にいます。
そこを逃げずにどこまで泥臭く頑張れるか。
ママは「あ、今逃げたな」というのを人一倍敏感に勘付きます。
これぐらいやればいいでしょ、と自分で思い込むのではなく、しっかりママと意思疎通して欲しいです。
産後クライシス対策にオススメの本
産後の夫婦間の意識のズレを丁寧に具体例、ママに向けての対策・パパに向けての対策をバランス良く解説しているオススメ書籍があります。
この漫画を描いてからもっと深く夫婦間のズレについて勉強したいと思って買って読んでみたのですが、本当に痒いところまで手が届く内容で感動します。
産後のママのリアルについても「あるある」と思えますし、男性が読んでも「責められすぎず、パパ側の事情も汲んで書かれてるな」と私は感じました。
1500円ほどの本になるので決して安くはないのですが、産後の積もり積もったモヤモヤを気持ちよく丁寧に言語化してくれていて、ひとつひとつ自分で現状の説明が出来ないママさんはこの本を買ってパパに読んでもらうだけで一気に理解が進むアイテムになるので費用対効果で見ると安いぐらいです。
もし文章を読むのに抵抗がない方はこちらの本、とてもオススメなので是非。
パートナーに本一冊中々読んで貰えない方には是非この産後鬼の漫画を読んで貰って下さいね。
産後鬼を掲載して下さったメディア様
最後にこちらの産後鬼の漫画を引用して記事にして下さったアドレスも載せておきます。(各記事のコメントも勉強させて頂きましたありがとうございます!)
(順不同)
ウーマンエキサイト様
https://woman.excite.co.jp/article/child/sum_E1572242285249/
ねとらぼ様
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1908/24/news011.html?__twitter_impression=true
最後に、産後鬼がいなくなる時期について
この漫画を読んだ人が、産後にイライラッとした際に自分を責めたりパパを責めたりせず
と思えればいいなと思っています。
産後鬼は上手く一人時間を取れたり、パパが当事者意識を持って家事育児に取り組みしっかりママを労えたり、子どもが卒乳&排泄が自立&夜泣きがなくなると途端に大人しくなります。
それまでひたすら産後鬼が暴れるのを耐え続けるか…
産後はこういう状況だとパパに理解して貰い、取り組むか…
どちらでもやれるようにしていいと思います。